インポッシブル・アーキテクチャー展
埼玉県立近代美術館で開催されている「インポッシブル・アーキテクチャー」展に行きました。構想や提案まで進められた後完成に至らなかった建築の不可能性と、反対にそこに考えられる可能性に注目するという展覧会でした。東京都庁舎や国立競技場など見覚えのある計画、またもしこれが実施されていたらと、わくわくするようなプランも紹介され、想像を膨らませる楽しい時間となりました。手書きの図面やスケッチ、模型を眺めていると、その構造物の中を自分が歩いているような気持ちになり、人の心を動かす設計への熱意と力強さを感じました。